初デートで受けたカルチャーショックの洗礼
****昨日の記事からの続きです****
ショッピングセンターで主人と出会って一ヶ月後、
無事に(?)お付き合いを始めることとなりました。
そして迎えた、初デート当日。
方向感覚だけはいい!といつも自負している私ですが、
この日に限ってバスを乗り間違えてしまったのです。
乗り間違えに気づいた私は、必死で「少し遅れます、ごめんね」と
中国語でメールを作成し、送信。
(当時購入した携帯電話は、いわゆるガラケー、
文字入力がすごーく手間 そして 中国語入力になれておらず、
「遅れる」というその一言を入力するだけでも、ひどく時間がかかった
ことを覚えています。)
やっとのことで、送信したにもかかわらず、、
。。。返事が来ない。。。
そうこうしているうちに、待ち合わせ場所に10分遅れて到着
。。。しかし返事が来ない。。。
。。。そして主人の姿もない。。。
今であれば、すぐに電話をかければいいのですが、
中国語で電話をかける勇気が出なかった当時の私は、とりあえず。。待ちました。。
もう一度メールを送ろうか、とも考えたのですが、
あの文字入力の手間を考えると、それも億劫になり、断念。
30分後。
普通に現れる主人。
戸惑う私。
戸惑う私に戸惑う主人。
このとき、「CNTとはこのことか…!」と肌で実感しました。
(大学卒業した後に、すぐに勤めた会社では、中国に子会社がありました。
いつ連絡しても、反応の遅い中国子会社に対して、当時の上司が
「中国はね、CNT(チャイニーズタイム)で動いているからね」とよく言ってました。
(=中国独自の時間軸があるという意味))
少し話が脱線しました。
「えっ、初デートに遅刻する…?」とちょっと怒りの気持ちもありましたが、
「こんなに早く来てくれるとは思ってもなかった、」
「待ち合わせは、だいたいいつもこんな感じ(待ち合わせ時間の10~30分後)」
という、謝罪ではない、ある意味潔い言葉を聞いて、まあ、仕方ないか。。と
その場はそれで収まりました。
でも、その後は、いつも「5分前集合」で待ち合わせ場所にくる私の姿を見て、
主人も自然と5分前には来るようになりました 笑
ただ、中国の方がみんな、私の主人のように時間にルーズというわけではなくて、
ものすごく、時間にきっちりとされていた方もたくさんいました。
そういう方とお会いするときは、
「日本人の私が待ち合わせに遅れるわけには行かない!」と妙なプレッシャーから、
30分以上前に、約束の場所に到着してしまい、時間を潰すのに苦労した
という思い出もあります。
それでは、明日もカルチャーショック編、続きます。
次回!続・カルチャーショック~予定をあけておいて、が通じない~